BEEMAX マクラーレンMP4/2C
制作:PROF 51さん
WERKS DATA
タイトル
:制作
:制作期間
:詳細
80年後期のF1ブームを過ごした自分には信じられないキットです。当時の日本のF1ブームの名悪役プロフェッサープロストの1986年最終戦で奇跡の逆転優勝、奇跡のチャンピオンシップ獲得を成し遂げたマシンです。
キットはモノコック形状が違っていたり、アンダートレイのウェイストゲートとエキマニの出口が逆だったりツッコミ所は有りますが、カウルの合いの調整程度で問題無く組み上がります。私感ですが製造の際に日本のキットはどこを省略するかをBEEMAXのキットはどこまで再現出来るかを、と言う考えの違いがある様に感じます。精度やリサーチ不足は有りますが、作っていて本当に楽しいキットです。
専用ディテールアップパーツはコスパ抜群です特にホースフィッティングとハーネス固定パーツ(?)、ホースバンドは汎用性が高いので最高です。ディテールアップポイントはモノコック側面のラジエターパイプ再現、アクセルリンケージ、スタビ調整ワイヤー、各種ハイドロ、電装系パイピングの追加、ECUコネクターの置き換え、各種リベット置き換え、エアバルブ、コクピットのトグルSW追加等です。ボディ部はサイドパネル分割部分の筋彫りカウル側面エアアウトレットエクステの取り付け部ライン変更等です。アライメントは問題有りませんがリアアンダーアームのギアボックス側の取り付け位置が合わずプラ棒で受けを追加しました。塗装はガイアEXホワイト、バルケッタフォーミュラ蛍光レッド後ガイアEXクリアー後研ぎ出ししてます。
86年シーズンはウィリアムズホンダのピケ、マンセル、マクラーレンTAGポルシェのアランプロスト
の三つ巴のタイトル争いでした。最終戦オーストラリアGP、レース序盤想定外のパンクでピットインしたプロストがマンセルのタイヤバーストそれに伴うピケのピットインによって逆転優勝&タイトル奪取と言う劇的なレースで幕を降ろしたシーズンでした。
アランプロストは87年当時ピケと双璧をなす偉大なワールドチャンピオンでした。80年代この2人だけで6回のワールドチャンピオンを獲得し日本でも当初は人気があったのですがセナの人気とマスコミの偏った報道によって史上稀に見るヒール役に仕立て上げられて本当に残念でした。
2017年WECレベリオンレーシングでBセナ(甥)、Nプロスト(息子)、ピケJr.(息子)がチームメイトになった時は年甲斐になく興奮してしまいました。
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